8月からのWOWOW連続ドラマWは有村架純の「そして、生きる」です。
WOWOWの連続ドラマは、明るい題材ではなくて、どちらかといえば重ためのものが多いですが、今回の「そして、生きる」に関しては、交通事故の被害者家族が主人公だとはいえ、そんなに重たいお話しではないんだな、、、と思って1話を見終えました。
主人公の瞳子は幼いころに両親と車に乗っていたとき、横から車が追突してきて、両親は亡くなってしまい、盛岡で理髪店を営む伯父が瞳子を引き取って育てることになります。育ての父は瞳子のために独身で瞳子を育てあげ、瞳子は女優を夢見る女性に成長しました。
明日は東京のオーディションで、いざ家を出て行こうと思っていたそのとき、東日本大震災が起こり、上京どころではなくなってしまいます。それからしばらくして、瞳子はアルバイト先の友だちで観光人のハンとボランティアに行き、学生ボランティア団体の清隆と出会います。
ボランティア活動を続けるうちに瞳子と清隆はお互いが気になるようになり、付き合うようになります。
「そして、生きる」ボランティア活動で知り合った男女の恋愛物語、、、だけではないのが第二話からの展開です。
第一話は瞳子は幼いころに交通事故で両親を亡くしてるとか、清隆は小学生のときに自宅で首をつっている母親を見てしまうとか、重たい過去の告白はあっても、二人とも前向きで真っすぐに育ったいい若者なので、WOWOWの連続ドラマを見ている方としては、あんまり面白くないわけです。
WOWOWのドラマは何かしら不幸を背負い込んだ人が登場しないとダメなんですよ。それがWOWOWの連ドラですから(笑)
震災のためにオーディションへ行きそびれた瞳子は、震災のあとのボランティア活動も終えて、また女優を目指し、オーディションに応募します。
清隆も就活で一流企業に内定をもらうのですが、自分の生きがいに気付いた清隆はこの内定を蹴って海外ボランティアの仕事に転向してしまいます。
東京のオーディションの当日、会場でなんだか体調がすぐれない瞳子は、なんとか我慢してたのですが、オーディションの順番がまわってきたところで倒れてしまいます。
病院で目を覚ました瞳子は、病院の先生から妊娠していることを告げられます。
瞳子はなんと自分一人で子どもを育てることを決意します。
清隆と愛し合っているにも関わらず、今子どもができたことを清隆に言うと、海外ボランティアの仕事を断るに違いない、邪魔はしたくない、、、そんな思いから父親がだれであるかということも誰にも言わず、清隆ともだんだん距離をとり、自然に会わないように仕向けて行くことにしました。
この瞳子の決断はちょっとどうかと思いますが、しかし、今後の展開がかなりの困難が待ち受けているようです。
第一話のほのぼのした雰囲気とは打って変わり、第三話は厳しい展開になって行くようです。
ということで、6話完結のこのドラマ、目が離せませんよぉ~~。