私は2021年の4月からガーデニングを始めました。
虫は嫌いだし、お花の世話をするにも時間がないし、全く興味がなかったんですが、二世帯で暮らしていた親世帯が他界し、その後花壇等々を引き継ぐこととなり、コロナで私の仕事も休みだったりでガーデニングを始めることにしました。
興味がなかったとはいえ、やると決めたらやりますよ、私、、、。
今は本を買わなくても検索すれば色々知りたい情報を得ることができるので、それこそやらなくてもいいことまで知ってしまうのです。
そして、まだ初めて数カ月なのに、挿し木やってみよぉ~、、とユーカリとオリーブの挿し木をやってみました。
ユーカリの挿し木は6月がいいです。
挿し木は梅雨時がいいそうです。
新芽も出て少し育ってきて、枝も茂って来てて、枝を切るのもどこを切ればいいのか?って躊躇しませんしね、、、。結構思いっきりバサバサ切れるもんです。
切るのはなるべく新芽が伸びた若い部分がよくて、でも、その先っちょは使わないんですが、、、先端の2~3節分は切って使わないので、やや長めに10~15cmくらいは必要です。
赤いところで切り落とします。
先端から2節目か3節目あたりの葉っぱだけを残し、それよりも上の部分は茎ごと切り落として、2~3節目の葉っぱの下の葉っぱも切り落とします。
こんな感じ。この2枚の葉っぱで光合成をして、したの葉っぱを取ったところは土の中で根っこを出します。
この後か、もしくは枝を切ってすぐでもいいんですけど、水揚げをします。
しっかり水を吸わせてから土に植えるんですけど、水を入れたコップに挿し木をする枝を浸けておくんですが、そのときにメネデールを入れると、発根の大きな手助けとなるので、これは是非いれていただきたい。
※余談ですが、↑↑このメネデールは500mlで、少し大きい気もするんですが、メネデールは植物の活力剤なので、ちょっと元気がないな、、、っていうときに薄めてあげるとちょっと元気を取り戻すので、メネデールはあっても邪魔にはならないのです。
がんばって挿し木したのに、発根しなかった、、、ってなるとガックリ来ますからね、是非メネデールも入れて発根を促しましょう。
植える土は赤玉土か鹿沼土です。
普通のお花を植える「お花の土」みたいな培養土は、肥料が含まれているんですが、発根させるときには肥料の入った土だと枯れてしまいます。
何も混ざっていない清潔な無機質な土で、いらないものが混ざっていない土、、っていうんですかね。
挿し木をするときには、何も混ぜないで、赤玉土か鹿沼土だけを使いましょう。
植えてみたのがこんな感じです。
下2つがユーカリです。ちなみに上の3つはオリーブです。
挿し木をしてるときは、直射日光は避けて、明るい日陰に置いてください。
あとは、水切れしないように観察して、土が乾いているようなら水をあげて、ただただ発根を待ちます。
ほぼ2ヶ月後がこちらです。
1ヶ月半ほど経って、新芽も出て来ていたので土から出してみたら挿し木にしていた6本全部発根していたので、とりあえず挿し木は成功です。
お花を植える用土で植えかえました。
新芽が出て来たとはいえ、まだまだ弱いので、直射日光には当てずに、カーテン越しの明るいところで育てました。
★ちょっとダメダメなエピソードを
それから2ヶ月ほどした頃、他の植木に液肥をあげていたときに、そろそろこのユーカリにもあげてみるか?と思って、液肥をあげたところ、、、、6本あったのが2本になりました。
まだまだ液肥は必要なかったようで、肥料が強いんですね、、枯れてしまいました。
残った2本はなんとか秋も元気に過ごしました。
これは11月です。(挿し木して5か月後)
そして、その後冬も越して、ほぼ一年経った姿がこちらです。
植木鉢も少し大きいものに変えて植え替えました。
結構うまく育ってますよね?
ユーカリの挿し木で注意する重要なこと。
- 切った枝をそのまま土に植えても根っこは出ないので、必ず清潔な赤玉土や鹿沼土で挿し木して、発根させてから植え付ける。
- 切った枝はメネデールを薄めた水に1時間ほど浸けてから赤玉土に植える。
- 発根するまでは明るい日陰で育てる。
- 発根してから植え替えても、肥料をあげてはいけない。
私は6本の挿し木用の枝を用意して、すべて発根しました。
そもそもユーカリは挿し木はうまくいきやすいようです。
私はユーカリと一緒にオリーブも挿し木したんですが、オリーブはユーカリのようにはうまくいかず、7本挿し木して4本しか発根しませんでした。
それも、ユーカリは新芽が出て来てわかりやすいですが、オリーブは新芽が出てるのなんかほぼないですし、土に植えてある状態だとほとんどわからないんですよね。
それにユーカリは2ヶ月もあれば十分発根しますが、オリーブは3~4カ月待たないといけないので、かなりゆっくりです。
あせって抜いてみて根っこが出てなかったら、またやり直しですからね、、、ここは気長に待った方がいいです。
モノによって発根の時間が違うということですね。